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ストレス・対人関係の緩和の仕方・怒りをどの方向に導いていけば良いか Q&A

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    Q.ストレス・対人関係の緩和の仕方・怒りをどの方向に導いていけば
    トラブルにならないか教えて欲しい。またひきこもりの少女の話はその後
    どうなったか気になりました。


    (こちらのご質問は教育相談等の業務を担当されている方からのご質問と
    見受けられましたため、その観点からお答えさせていただきます)



    A.研修でお話しさせていただきましたクレーマーもそうですが、
    非行や犯罪、家庭内暴力などの行為に走ってしまう少年などの多くは
    やり場のない怒りを抱えていることが多く、その発散場所が犯罪であったり、
    暴力や他者を傷つけるという行為に繋がっています。


    ではそのやり場のない怒りはどこから来ているかと言うと、
    非行や犯罪に走る少年の多くが、幼い時から親などの身近な人に
    虐待や言葉による暴力を受けたり、否定され育ており、そういったことに
    対する怒りの感情が蓄積されています。


    ある殺人を犯してしまった犯人のケースでは、

    子供のころ親から掛け算九九をお風呂で教わるのですが、
    間違えるとそのままお風呂の中に顔を埋められたと報道されています。
     


    「虐待」「言葉の暴力」「否定されること」、

    これらがやり場のない怒りを生む訳ですから、


    それを緩和させるのは、


    「受容すること」「その子を無条件に受け止めること」

    「優しい言葉をかけること」「肯定すること」「誉めること」になります。



    じっくりとその子に向かい合い、話を聞き、受容し、良い所を見つけていく。

    そういった経験をすることで、やり場のない怒りは徐々に穏やかになって
    いきます。


     

    引きこもりについても似た部分がありますが、引きこもってしまう子の心の中は

    「どうせ自分なんか・・・」という気持ちがあります。


    これは、学校でいじめを受けたことが原因だったり、受験に失敗した
    ことが原因だったり、親から兄弟と比較され否定されたことが原因だったりして、
    自分自身を否定的に見てしまい、外の世界に行くことが怖くなっているのです。


    こういった場合には「学校に行きなさい!」と意志に働きかけるのではなく、
    その子を受容し、認めて、誉めて、その子の良い部分や可能性に気づかせて
    いくことが大切です。
     

    自信がつけば、「自分は出来る」と思えば、人は外の世界に積極的に出ていくように
    なります。



    ちなみに、研修でお話した高校生の女の子はその後短大に進学いたしました。



    日本心理教育コンサルティング


    いじめ・パワハラの心理
     

    怒りのセルフコントロール
     

    n-sk-consul * クレーム対応 * 11:12 * comments(0) * trackbacks(0)

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